2010年06月03日

清浄国と非清浄国


口蹄疫に感染していない家畜が予防のワクチンを接種しただけなにの
何故 殺処分されるのか?
と疑問に思い少し調べてみた。

先ず国際獣疫事務局OIE (Office International des Epizooties)という団体があり
そこに加盟している国々は清浄国、非清浄国と疾病ごとに認定されていて
日本は清浄国に認定されていた。

OIEが清浄国とみなす条件としては口蹄疫や牛疫など特定の家畜伝染病が発生していない、
ワクチンを使用していない国のこと。現在OIE加盟国174カ国のうち、62カ国が清浄国。
今回の感染拡大により日本は非清浄国となり、
清浄国への輸出が制限され、非清浄国の家畜を輸出禁止する資格も持てなくなる。
ポイントはここ。
日本は、和牛を輸出したい。現に今回輸出停止を決めた国で
総輸出量の8割に達すると言う。
しかし、非清浄国からの輸入の方が利権や国内生産保護のためにも
もっと痛いのかもしれない。
他国からの輸入を抑えたい。
そのために殺処分をここまで進めている。

口蹄疫に罹患している牛や豚の致死率は
幼畜の場合、50パーセントに達する場合もあるが、成畜では数パーセントらしい。
肉質は落ちるが食べても人に害があるわけではないしワクチンを接種した牛や豚まで
殺してしまうというのは惨い感じもするのだけど。

東国原宮崎県知事のblogによると
本日時点で、
疑似患畜・患畜による殺処分対象は169,881頭。
ワクチン接種分(殺処分対象)は102,206頭。
合計272,087頭。
となる。

因みに、清浄国に復帰する条件としては
ワクチン接種の家畜が存在しないこと、口蹄疫の感染後3ヶ月間の問題がないこと
などとなり、02年に口蹄疫にかかった韓国は清浄国に認められるまで1年半も掛かったらしい。
も しもワクチン接種した家畜がいると、感染による抗体か、
ワクチンによる抗体かの区別ができなくなるからということ。




日本獣医学会 人獣共通感染症 Index


人獣共通感染症 第96回宮崎で発生した口蹄疫

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posted by KEIMO at 19:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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